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目の治療Care

レーシック 〜メガネやコンタクトレンズに変わる第三の視力矯正〜

メガネやコンタクトレンズに変わる第三の視力矯正として話題の「レーシック」ですが、「痛くないの?」「安全なの?」「費用はどれくらいかかるの?」など、さまざまな不安や疑問があるのではないでしょうか?
近年では、医療機器や技術の進歩で、とても安全な治療方法ですが、体の中でも繊細な器官の目を手術するのですから、手術を受ける前にレーシックのしくみを知ることはとても大切なことです。

レーシックってどういう意味?
名付けたのはギリシャの眼科医です。
LAser in SItu Keratomileusis(レーザー インサイト ケラトミレウシス)
ギリシャ語で「keratos=角膜」「mileusis=削る」
レーザーで、角膜の正常な場所に照射し修正するという意味です。
LA- SI- Kを取ってレーシックというようになりました。

レーシックとは?

レーシックとは、エキシマ・レーザーを使って角膜の中央部分の厚さや形状を変えて屈折率を調節して網膜にピントが合うようにする治療法です。

エキシマ・レーザーってなに?
エキシマ・レーザーとは、生体組織に熱変性(やけど)をほとんど起こすことなく、1ミクロン(1/1000㎜)単位という精密さで、角膜の形状を変えられる高精度の医療用レーザーです。レーザー光は、角膜を通過しないので、他の目の組織に影響を及ぼすことがない安全なレーザーです。

レーシック手術を受ける人が急増!

米国では、1995年にエキシマ・レーザーによる矯正手術がFDA(アメリカ食品医療薬品局)に認可されました。その後、タイガーウッズがレーシック手術を受けて、めざましい活躍をしたこともあり、現在では年間100万件以上の手術が行われています。
日本国内では、2000年に厚生省(現 厚生労働省)が認可し安全性が確認されました。最近では、芸能人やスポーツ選手など有名人がレーシックを受けたこともあり、年々視力矯正の手段として手術を受ける人が増えています。症例数も増加して、ようやく日本でも安心してレーシックを受けられるようになりました。

レーシック手術の手順

日帰りで手術が受けられる
手術は、日帰りで受けられます。入院の必要はなく、手術後、少し休憩して帰宅できます。経過の良好な人は、術後まもなく視力が回復しはじめます。
痛くないの?
「目に麻酔を注射をする」と思われている方もいますが、点眼の麻酔になりますので、注射はしません。
手術中は、麻酔をしていますので痛みはほとんどありません。
手術時間は?
手術時間は、両目で10〜20分で、レーザーを照射する時間は、10〜20秒です。
安全なの?
「失明してしまうこともある」と思われている人もいるかもしれませんが、レーシックは眼球の中を手術するわけではありません。角膜表面を手術しますので、失明の危険は、限りなく低いといえます。
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